38年の思い出忘れない
青雲小で旧校舎に感謝する集い
38年ありがとう――青雲小学校(石田渡志校長、児童数213人)の新校舎が完成し、2学期から使用されることから、旧校舎が取り壊されることになり7月26日、同窓生、生徒たちが参加して「校舎 今までありがとう集会」が開かれた。
旧校舎は、1967年(昭和42年)に建てられた鉄筋コンクリート3階建て。2階、3階の各部屋が1階から階段で直結するユニークな構造。昭和40年代前半に市内で新築された学校でこのタイプが流行した。しかし老朽化に加え、トイレや水飲み場が1階にしかないなどの不便な面もあり、建て替えられることになった。建築後、児童数の変化などに応じて、増改築や改修が行われる学校が多い中、同校は完成時の姿をほぼそのまま今に伝えてきた。旧校舎から巣立った卒業生は4140人に上る。
式では児童会長の永沢央彬くん(6年)が「2学期から新しい校舎に移りますが、全員でこの校舎に感謝とお礼の気持ちを持ちましょう」とあいさつ。和泉佑和子さん(3年)と村上早津希さん(5年)が、楽しかった旧校舎の思い出を発表した。また山田敦・PTA副会長(45)が「私が1年生の時にこの校舎が出来ました。校舎が40歳を待たずに壊されるのは寂しいけれど、これまで大事にされてきたのはうれしいです」と同窓生としての思いを語った。
このあと全校児童が「赤い屋根の家」を合唱。最後に石田校長が「古くなったけれど、廊下は今も光っています。38年間、この学校が大事に使われてきたということです」と、たくさんの思い出が詰まった校舎への感謝を呼びかけて式を終えた。
同校は2学期始業式の21日にテープカットを行い、新校舎完成を祝う。旧校舎は今月中旬から解体に着手、10月までには姿を消す。
2006年8月1日
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